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結婚前に夫が椎間板ヘルニアになった時は、不安でたまりませんでした。 当時26歳パン職人の妻

現在は夫ですが、付き合っていた当時に彼が椎間板ヘルニアになってしまい、とても不安に感じていた頃の話です。

 

当時25歳の彼は、全国的に有名なパン屋のパン職人として働いていました。付き合い初めた時は、ちょうど店長に昇進したばかりで、若手のなかで一番早く店長に上がったということで自慢の彼でした。

そして、やはり仕事はかなり忙しいようで、今まで通りのパン製造と販売に合わせて管理業務が増えたので、朝早くから夜は遅くまで働いていました。

人手不足が続き、人が入っても長続きせずにすぐ辞めてしまうようで、休みが取れずに連勤が続くことも多かったです。

彼は付き合い始めた時から腰痛に悩んでいるようで、よくマッサージをしていましたがそれで善くなるはずもなく、ついに椎間板ヘルニアになってしまいました。

 

ヘルニアが発症したのは、付き合い初めて2ヶ月と日は浅かったのですが、とてもいい人なので結婚も意識していました。

ヘルニアになってからも仕事が休めないようで、松葉杖をついて顔を歪めながら仕事に行っていました。

私が休みの日にはなるべく彼の家に行って家事や食事の用意をするなど支えていましたが、すぐに善くなることはなく、むしろ日に日に悪化しているようでした。ご飯も一緒にテーブルで食べることができずに、彼は床でうずくまって食べていました。

本当に辛そうで、何か力になりたくてヘルニアについて色々調べましたが、病院でも言われた通り、「まだ若いので手術はせずに自然治癒に任せた方がいい、時間経過で必ず善くなる。」というもので、それが最善のようでした。

 

ヘルニア発症から2,3週間は痛みに耐えながら仕事に行っていましたが痛みは増していく一方で、ついには我慢ができなくなったようで、会社と話し合った結果、長期の療養休暇をとっていました。

休みの間は傷病手当てがあるので、独り暮らしの彼も何とか生活していけるようでした。療養生活はかなり辛そうでしたが、無理して仕事に行くこともなくなったので安心していました。

 

休みをとって2ヶ月がたった頃、まだまだ全快には程遠く足を引きずって歩いている状態でしたが、会社から進退を問われているようでかなり参っている様子でした。彼自信は、ヘルニアさえ治れば好きな仕事で実績も積み上げてきたパン職人を、当然続けるつもりでいたようですが、会社からは「いつ戻ってくるか、本当に戻ってくるかもわからない人間をいつまでも待てない」というようなプレッシャーをかけてきたようです。

それからは毎週上司から連絡が来るようになり、「本当に戻る気があるなら自然治癒というのんびりした治療ではなく、手術をしたらどうだ?例え手術しなくても、家で寝てるだけで善くなるのか?入院しろ!」など、なんの事情も知らずに自分の思い込みで勝手なことを言ってくるのですごいストレスを感じているようでした。

 

私と会っているときは基本的には明るく笑顔でいてくれましたが、時々そのような話をしては暗い表情をしていました。彼のなかではどんどん退職する方向に気持ちが揺らいでいたそうです。確かに切り捨てようとする会社のやり方は気にくわないですが、ここまで頑張って来たことを評価されて店長にまでなったので、彼にはこれを乗り越えて頑張って復帰してもらいたかったと当時は思っていました。ここでやめてしまっては勿体無いと。

正直なところ、結婚も考えていたので今から転職活動をして新しい会社で落ち着くまでに何年かかるのかわかりませんし、それでは親へ紹介しても納得はされないだろうという不安もありました。

 

何度か話し合いをすることがあり、あまり無理強いしては彼を潰してしまいかねないと思い、遠回しに辞めないでほしいと伝えましたが、日に日に彼のなかでは転職へ気持ちが固まっていったようです。

当時の会社では長時間労働にサービス残業は当たり前、給料も決して良くはない、休みも少なく連休も取れないとかなりのブラック企業だったようですが、ヘルニアになったことで今までの頑張りを無にされたことのショックが一番大きかったそうです。それにヘルニアになってしまっては、再発のリスクも高いようで、腰に負担の大きいパン職人自体を続けることにも悩んでいました。結婚してからヘルニアを再発しても、今と同じような長期休暇を取るのは難しいので、少しでも負担の少ない仕事にしようと考えてくれていました。

パン屋になるために専門学校に行ったので、学歴で考えると彼の転職は厳しいものになると思っていたこともあり素直に応援はできませんでしたが、本人が決めたことなので一緒に頑張ろうと決めました。

 

とはいえ、まずは腰をしっかり治してからの話なので、それなりに動けるようになってからはリハビリと筋力トレーニングをし、それと合わせて転職サイトでどんな仕事があるか毎日のように探していました。

本格的に転職活動を始めることができるようになったのは、ヘルニア発症から5ヶ月がたった頃でした。当初はまさかこんなにも時間がかかるものとは思わなかったので、正直モヤモヤした気持ちがありました。無理をしてすぐに悪化してはいけないので、時間をかけてきちんと治さないといけないことはわかっていましたが、やはり焦りはありました。

転職活動は思っていた通り苦戦を強いられましたが、彼は精力的に動いた結果、2ヶ月で前職よりも条件のいい会社から内定をもらえました。今は接客販売の仕事をしています。

 

それからしばらくして結婚をしました。ヘルニアになってから5年が経った今でも、毎日腰痛に悩まされ、左足全体の痺れが残っているようです。

ヘルニアは完治することはないとよく言われますが、またあの時のように動けなくなるまでの激痛は味わいたくないと、毎日トレーニングとストレッチは欠かさずしています。

 

当サイトからあなたへ

結婚前を考えている相手が、大事な時期にヘルニアになってしまっては不安になるのも当然でしょう。私も非常に似た状況だったので、妻には心配をかけました。

それでも見捨てずに付き添ったこの方はとても強い人なのでしょう。ヘルニアになった時は、本当に元通り歩けるようになるのかと思うほど全く動けませんから、それを見ている周りも不安に感じるでしょう。

しかし、治らないということはありません。時間はかかりますし、その間に失うものもあるでしょうが諦めずに療養を続けてください。

また、大事な人を支えている人も、今は不安でしょうが必ず善くなりますので、見捨てずに一緒に頑張ってあげてください。

私もヘルニアになったことで復職ができずに転職を選びましたが、後悔は全くしていません。私の周囲の似た境遇の知人たちも、誰もが前職への未練を感じずに転職してよかったと話しています。

ヘルニアになったからこそ、腰に負担が少ない長く続けることができそうな仕事を見付けることができたとも言えます。

あまり難しく考えるとそれがストレスになってしまい、療養には悪影響になってしまいます。もう少しだけ楽に構えて、療養期間中ぐらいはゆっくり休んで早期の回復に努めましょう!

 

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